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悩みの原因と解決法
  • タイトル

    なぜ人は悩むのか?

  • 著者の投稿

人間関係研究家

1965年10月 富山県生まれ

一般社団法人 日本ライフコミュニケーション協会 代表理事

株式会社 ジェイ・バン 代表取締役

どうして人は悩むのでしょう?
私たちは意識しないうちに、わからないものを怖いと感じたり、理由がわからないままで嫌いだと感じたりしています。
他にも人から認められることがないと、自分が必要とされていない気分になりますね。

 

すれ違いで別れる恋人には何が?

恋人同士でも、彼は多くを言葉にせず察して欲しいタイプ、彼女は言葉にしたり愛情表現を求めるタイプだとしましょう。
例えば女性は髪を切ったりしてヘアスタイルを変えると、彼に気が付いてほしいですよね。
「髪の毛、切ったんだ」「似合うね」という言葉を期待していたのに、彼が気付かなかったり、何の反応もなくて不満に感じると言うのは良く聞く話です。
彼から何の感想も聞けないことで、彼女は「私には関心がないんだ…」とガッカリしてしまうのです。

実は、彼も気が付いていて「こんなこと、いちいち言わなくても良いだろう」とか「似合ってるけど褒めるのも恥ずかしいな」と遠慮していても、彼女には伝わりません。
お互いに核心部分を相手に話していないので、ついつい遠まわしに相手の気持ちを確かめようとしたり、愛情を試すような事をしたり・・・。

ケンカをしたのではなくても別れに発展した話はよくあります。

 

長年連れ添っている夫婦でもこんな事が・・・

また、夫婦でも、夫は納豆が嫌い、妻は納豆が好きだとしましょう。
妻は自分の好みで朝食の食卓には必ず納豆を用意します。
夫は何も言わずに、それを食べます。
10年ほど経過して、妻が「あなたは本当に納豆が好きよね」と言うと、夫からは「納豆は好きじゃないんだ」と意外な答えが返ってきます。
夫は気遣いから納豆が嫌いだと言わず食べ続け、後になって本音を聞いた妻は、「今頃になって。初めから言っておいてくれたら良かったのに。大事なことを私に話してくれないのね」と自己嫌悪に陥ってしまいます。
「夫が他にも大切なことを話してくれていないのでは…?」と言う猜疑心まで生まれます。

 

「自分の好み=相手の好み」ではない!?

ここでご紹介した2つの例では、彼氏・彼女も、夫・妻も、それぞれに「自分のルール(基準)」で行動をしています。
お互いに何の悪意もないのですが、理解し合えない状態が出来ていますね。

2人いれば2通りの、4人いれば4通りのルールがあるものです。
それなのに自分のルールだけが正しいと行動すると、人との関係がうまくいかなくなってしまいます。
自分にとって好きなことは相手にもする、相手が自分の嫌なことをすると「私のことが嫌いなんだ」と感じるのは皆さん同じでしょう。
しかし、相手は、あなたにとって嫌なことをしてやろうと言う気持ちではなく、実は好意でしているのかもしれません。

朝食の納豆でも、「妻は夫が好きな食べ物を朝食に出そう」と思い、夫は「せっかく出してくれたのだから」と文句を言わずに食べ続けています。
妻は悪意で納豆を出したのではありませんし、夫も嫌がらせで妻に本当のことを言わなかったのではないのです。
善意のすれ違いを起こしてしまっただけですね。

 

解決するために何が必要なのか?

ここで感じる劣等感やコンプレックスを良い意味に置き換えるにはどうしたらいいのでしょう?
妻は「こんなに長い間、私に気を使ってくれたのは愛情よね」と、前向きな考え方にするのも1つの方法です。
心理学では、こちらから考え方を変えて相手に合わせるというアプローチ方法を見つける事が出来ます。

心理学には、ものの見方や枠組みを変えることで、気分や姿勢の変わる「リフレーミング」という考え方があります。
少しだけ簡単な例でご紹介しましょう。
今回、納豆が嫌いだったことを言ってくれなかったことに対して、

(1)「今頃になって。初めから言っておいてくれたら良かったのに。
 「大事なことを私に話してくれないのね。まだ何か隠しているのかしら・・・。」
(2)「こんなに長い間、私に気を使ってくれたのは愛情よね」

状況は何1つ変わりませんが、(1)で感じる不満の気持ちを、(2)の考え方にリフレーミングすると、その場では解決した気分になることが出来ます。
でも、実際のところ妻は本心から納得出来ないので、モヤモヤした感じが残ってしまうのではないでしょうか?
まだ妻には「不満のカケラ」が残ったままなのです。

 

統計学を加えると具体的にわかる

そこで、さらに問題解決をしやすくするために統計学が活きてくるのです。
先に「相手の行動や考え方の特徴」を理解しておくと、「そこには自分とどんな違いがあるのか」を考えられるようになりますね。
ここまで出来ると、「どういう問題が起こりやすいのか」、何かトラブルが起こっても「どうしてこんな事になったのかしら?」と遡って原因を考える「手がかり」が見つけやすくなります。

私たちは、理由がわからないまま嫌いだと感じたり、理由がわからないことで悩んでしまっています。
それなら、統計学も併用することで「原因」が明確になれば、スッキリと解決することが出来ると思いませんか。
心理学の持つ「思いやり(自分と相手の視点)」と統計学の持つ「客観性(第三者の視点)」の両輪で、バランス良く進める事が出来るのです。

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