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伝え方と受けとめ方は
性格統計学と伝え方ラボで

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代表 プロフィール

img_002稲場 真由美(いなば まゆみ)

人間関係研究家

1965年10月 富山県生まれ

一般社団法人 日本ライフコミュニケーション協会 代表理事

株式会社 ジェイ・バン 代表取締役

 

 16年間のべ12万人の統計データをもとに、性格の違いによっておこるコミュニケーションギャップの解決策を体系化したメソッド「性格統計学」を考案開発。これは稲場自身が人間関係で悩んだときに生み出し、実践し効果が得られた方法論。個人・法人問わず、セミナー・講演、コンサルティングを通して普及活動を行うかたわら、講師養成も行っている。

 2017年にアプリ開発の遅れで経営危機に陥った際、ひとり経営にシフトし危機を乗り越えた。集客から社内業務に至るまで自動化・一元化するDXに成功。表彰等も受けている。現在はスタッフ含め、全ての業務をオンラインで行っている。

 2018年1月、性格統計学メソッドを簡易的に実践可能にするためのクラウドアプリ『伝え方ラボ』を自社開発し、完成(ビジネスモデル特許取得済)。2023年、『伝え方ラボ』を活用した研修効果について科学的評価を行い、エビデンスを取得。研修によって「自己肯定感」と「ストレス対処力」が有意に改善することが認められ、人材育成学会 第21回年次大会において研究発表を行った。

 現在「すべての人のよりよい人間関係と幸せのために」を理念に、個人と社会のウェルビーイングに貢献すべく活動している。

 

 

経歴

弊社代表、性格統計学メソッドの考案者であり、性格統計学・実践支援アプリ「伝え方ラボ」を開発した稲場真由美の経歴について、幼少期の背景から記載いたします。思春期の悩みや困難を乗り越える際に得た知識や知恵、出会いや経験をベースにして、研究者となり、専門家・事業家に至った経緯をご紹介します。

 

 

1965年

●富山県生まれ、一人っ子
4歳のころ、親が商売(タコ焼き、お好み焼き屋)を始めることに。

アパート1Kの台所にタコ焼きの鉄板を置き、作っては近所に配り、味を調整したり、店舗探しや、店の立ち上げ準備をしている親夫婦の姿。それが今も鮮明に記憶に残っている。小学生の頃からは、店の手伝いや売上勘定をするなど、子どもながらに成長過程で商売感覚を身につけたと思われる。

思春期

 

●自己肯定感が低い幼少期

小学生のころから、友達付き合いが下手で、イジられることが多く、いじめられていると感じ傷ついていた。学校は嫌いだったが、休まず通っていた。
友だちと仲良くなりたいが、うまくつきあえず、自己肯定感の低い子どもだった。
中学一年まで勉強のコツがつかめず、学力も劣っていた。

1979年

15歳

●心理学との出会い
書籍「甘えの心理」(心理学者 加藤諦三氏)に出会う。「今、自分に起きていることの原因は自分にある」ことに気づき、その時期から心理学関連の書籍を読みあさる。この幼年期から思春期にかけての葛藤と、心理学との出会いが「性格統計学」の開発に深く関係していると思われる。

1981年

●富山県立富山商業高等学校 入学

・親友との出会い。親友はマインドセットや学力など全てにおいて憧れの存在であり、稲場の性格形成に一番大きな影響を与えたと思われる。

●和文タイプ部に入部
・”就職に有利”と言われ、親友と一緒に「和文タイプ部」に入部。3年間続けたが、卒業時には世に「ワードプロセッサ(ワープロ)」が誕生し、仕事で和文タイプを使う機会は訪れなかった。数年後「あの時、英文タイプやカナタイプを選択していたらブラインドタッチを習得できていた」、「時代を先読みして選択することは重要」とぼんやり感じる。このエピソードは、現在の先見性に大きく影響している。

1984年

●富山県立富山商業高等学校 卒業

1984年

20歳

●中堅生命保険会社入社(事務職)

・保険料収納、外務人事、会計と、ひと通りの担当を行う中で、ビジネスの仕組みやお金の流れに興味を持つ。

・趣味のジャズダンスで定期公演のチケット売りや広告募集をする中で、営業の楽しさに目覚める。

・保険外務員の定着率の悪さに疑問を持ち、新入外務員が自信もって営業するための知識を持たせる教育が必要だと思い、この時期「人材教育のための施策」に関心をもつ。まずは自分が学び「教育担当」を目標にしたが、当時は退職前の窓際的な人のポジションだった。

1989年

●セブンハピネスを目指し、結婚退社

・結婚が決まり、仕事を続けるか辞めるかの選択をすることに。将来の夢を「セブンハピネス」として、7つの幸せ(健康、家庭、時間、お金、仲間、生きがい、美しさ)をバランスよく手に入れられる人生を目指したいと思う。書籍に「10年上の先輩をみれば、自分の10年後がわかる」とあり、勤務していた保険会社を退社。
●起業|ウエディング企画会社を設立
・新郎新婦の経歴をイラストでまとめてリーフレットとして納品する新ビジネス、出会いイベント企画、婚礼貸衣装の紹介業務を行う。

●結婚|つきあっていた2歳年上の男性と結婚

1990年

●企画会社休業

会社員の夫と時間が合わず、このままでは家庭崩壊につながると判断したため、ウエディング企画会社を休業。書籍や「日経トレンディ」などのビジネス誌を読みながら模索していた。

1991年

●第一子出産(男の子)

1993年

●外資系保険会社と代理店契約(営業・フルコミッション)

・保険の知識を活かせると思い、1歳11か月の子どもを保育園に預け働き始める。ライフデザインの考え方を取り入れ営業提案を行う。やりがいはあったが、3年目、バブル崩壊で金融情勢の先行きが不透明となり、自信をもって営業ができなくなりスランプに。

・1対1の会話はできるが、人前で話すことは苦手で、経験もなかった。

1995年

●保険代理店を退社

仕事内容が、自分が目指す生き方(セブンハピネス)には程遠く、30歳を前にして自分の「生き方」や「働き方」に葛藤していた時期、女性向け高級インナーメーカーの代理店を営む女性経営者に出会う。その経営者にインスピレーションを感じ、商品を購入。着用後、体型の変化に感動し、周りに宣伝しまくり売れていった。
●サロン開業

マンションの一室で、某高級インナーメーカーの個人代理店として活動開始。オープンから半年後、全国1位売上(月売上1030万円)達成。
●初めて人前で30分間の講演

初めて講師として人前で話すことに。テーマは、「セブンハピネス」。反響がよく、講演を頼まれることが増えた。人前は苦手なはずだった稲場にとって、講師スキルを磨く貴重な期間となった。

1999年

●会社設立|有限会社プラド

順調に売上が増加し、組織も拡大。メーカーの規定に従い、法人を設立。

2000年

2005年

●最大の危機
順風満帆に伸びていた中、どん底に。

性格統計学の基礎をつくり、組織を立て直し、V字回復を果たす。

●人が自分から離れる

2000年に営業スタッフが同業他社に引き抜かれ、売上不振で経営危機に直面。

原因はコミュニケーションの齟齬により、スタッフとの信頼関係が崩れていたこと。稲場はほめているつもりが伝わっていない、良かれと思ってしていることが相手のタブーだったことに気づく。そこで、性格の違いが原因でコミュニケーションギャップが起こると仮定し、自己流で、データを取り始めた。

顧客・スタッフ・取引先や友人・知人・家族に至るまで、すべての人とのコミュニケーションの結果をデータとして残し、仮説を立て検証を繰り返した。

 

●伝え方を変える効果を発見
自分と違うタイプの人には、自分の伝え方では伝わりにくいことに気づく。そこで性格タイプ別「褒め方、目標設定、プレゼン、クロージング」を試し始める。特に、自分と違うタイプの人には相手に合わせて意識的に変えることで、反応が良くなることに気づく。

 

●NHK「プロジェクトX」に感動し奮起。

2001年、売上が全国最下位に陥落。組織を再生するための「ドリームプロジェクト」を立ち上げる。その一環として4回コースの「ドリームスクール」を開講し、「売る人の養成」ではなく、「美しい体系づくりのアドバイザー養成」に専念。テキストや表彰制度もつくり、11期まで続いた。

 

●売上V字回復~全国最下位から全国1位へ~

その結果、スタッフのモチベーションの向上と人材育成に成功し組織拡大。約4年で28倍(年間2億8千万)の売上に伸ばした。富山の商圏のみで2005年、2006年と2年連続で売上全国1位を達成。コミュニケーションの改善が個々の能力を引き出し、チーム力を最大化し、業績向上に貢献することを証明した。

 

●独自メソッドを実践で検証

このメソッドは、ビジネス以外(家庭・恋愛)のコミュニケーションにも役立つことを実感。当時の顧客に対し、仕事や家庭・子育ての悩み相談にのることが多く、そのメソッドを使うことで、明確な改善策を提案ができ、短期間で効果が出せることを実感。顧客やスタッフへのヒアリングや実践を通して、データ検証を積み重ねた。

1994~2006年業績グラフ

2006年

42歳

●代理店を辞める

性格統計学の大枠ができ、「人間関係で悩む人に伝えたい」「世の中の役に立てる、一生できる仕事をしたい」と強く思い、代理店の引退を決意。顧客や傘下代理店との関係は一切絶つことを条件に受理された。

2007年

●株式会社キャリアメソッドに社名変更

研修・コンサルティング会社としてスタートした。

●性格診断ソフト開発
考案したメソッドを、Windows上で動くようにシステム化。
その理論を誰でも学べるように体系化し、当時では珍しかったeラーニング教材を制作。
資格認定制度を立ち上げる。
2007年7月

一般財団法人 生涯学習開発財団より資格認定団体として認可を受ける。 

2008年

●学校からの講演依頼

富山県内の小・中学生やPTA向けの講演依頼が増加

2010年 ●株式会社ジェイ・バンに社名変更
2011年

●一般社団法人 日本ライフコミュニケーション協会を設立 代表理事に就任

JLCA.伝え方コミュニケーション検定講座の開始

2016年

●文部科学省が行う調査研究事業の受託

文部科学省の委託事業(「総合的な教師力向上のための調査研究事業」のうちの「民間教育事業者の力を活用した教員の資質能力向上事業」にて採択され、1年間、性格統計学をもとにした教員のコミュニケーション力向上プログラムの実施に携わる。

●クラウド型コミュニケーション支援アプリ「伝え方ラボ」の開発着手
・Windowsソフトがアップデートできないことが判明し窮地に陥る。クラウドで開発できる業者に出会い、開発依頼。

2017年

●ビジネスモデル特許取得(特許第6132378号)

※性格タイプの違う相手に、伝えたいことを伝える方法をコンピューターを使用して実現するプログラム

2018年

●1月 伝え方ラボ・完成

●法人向けサービス開始

2月、法人向け職場・営業版の発売開始。
6月、ヤマト運輸富山主管支店の社内研修で「伝え方ラボ」の高評価を得る

8月、「伝え方ラボ」が経済産業省・IT導入補助金制度のITツールとして認定される。

2019年

 ●DX開始
Salesforceを導入し、自社業務全般フルクラウドDX・自動化に着手(2月)

・ビジネスモデルの転換(Saas、サブスクリプション方式)

・セールスフォースCRMを活用し、バックオフィスをフルクラウド業務&全自動化

・完全テレワークに移行

・オンラインセミナーの開始

 ●伝え方ラボ for Salesforce 完成

 セールスフォース・ドットコム社とISV Forceパートナー契約を締結(8月)

 ●書籍出版 セブン&アイ出版(9月)

「人間はたったの4タイプ 仕事の悩みは性格統計学ですべて解決する!」

2020年

●自社業務DXの強化

2019全国中小企業クラウド実践大賞全国大会(2月)

「クラウド活用・地域ICT投資促進協議会理事長賞」を受賞

セールスフォース・ドットコム社のウェブサイトで弊社の活用事例動画が公開

弊社のDX事例がセールスフォース社(韓国語字幕版)として公開

●企業コラボ

セールスフォース・ドットコム社のコラボ営業支援冊子リリース

「営業の悩みは性格統計学で解決!」

●自社サービスDX|

JLCA.伝え方コミュニケーション検定講座をすべて動画教材に移行、フルオンデマンド教材として発売開始

●メディア紹介|伝え方ラボ

・NHKニュース「おはよう日本」“おはBiz”で紹介

・フジテレビ「ノンストップ!」徹底討論で紹介

 -職場のコミュニケーション円滑化

 -性格タイプ別 わが子に響く言葉

2021年

●メディア紹介|伝え方ラボ

・フジテレビ「ノンストップ!」徹底討論で紹介

 -夫婦のコミュニケーション術

 -職場のコミュニケーション術

●DX登壇|

Salesforce主催| 2021 Japan Dreaminに登壇

●書籍出版|

・たった一言で部下が自分から動くすごい伝え方(WAVE出版)

 紀伊国屋新宿本店 単行本総合一位(9/27~10/3)

・わが子がやる気になる伝え方 

 性格3タイプ別の声がけで自己肯定感が高くなる(小学館)

 紀伊国屋新宿本店 単行本総合一位(11/1~11/7)

2022年

●DX登壇|

Salesforce主催|DXで成功するビジネスモデルのつくり方

●AI会話システム開発|

・ロボット連携AI見守り会話アプリ「MaMo.」の開発着手~7月完成

 10月・発売開始

●メディア掲載|AI見守り会話アプリ「MaMo.」

・NHK「ニュース富山人」

・北日本新聞 とやま経済面 

・北陸中日新聞 政治経済面

2023年

●ビジネスモデル特許取得(特許第7350384号)

・対話システム、及び対話方法

ユーザに適した対話を可能とする対話システムを提供することを目的とした特許で、ロボットやAIと連携して使用する。自社開発の見守り会話アプリ「MaMo.」は、この特許技術を使用。

●エビデンス取得|

「伝え方ラボ」を使用した研修の科学的評価を行い、「自己肯定感」「ストレス対処力」が有意に改善することが認められ、人材育成学会 第21回年次大会にて研究発表を行う。

●書籍出版|

・性格が合わないんじゃなくて話がかみ合っていないから(WAVE出版)

2024年

●メディア掲載|
anan 特集「優しい人間関係」(2月28日発売分)

性格タイプ別にアドバイス。心が楽になる受けとめ方。(カラー4ページ)

●婚活のIBJ社の婚活力セミナーに登壇(8月3,4日)
対象は、婚活中の男女100名(オンライン)
演題「大人の自己肯定感を高める、伝え方・受けとめ方」

●2025 大阪・関西万博 FLV内にて「未来のコミュニケーション」として出展決定

・親と子の自己肯定感向上|「伝え方コミュニケーション検定」

・働きやすい職場環境づくり|「伝え方ラボEAP.」

・高齢者のウェルビーイング|AI会話サービス「MaMo.」

●AI会話アプリ「MaMo.」にChat GPT搭載が決定。
・これまでのAI(自然言語処理技術 NLP)にChat GPT(生成AI)を組み合わせ、自然な会話が実現する予定。

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