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EXILEに学ぶ!プロジェクトを成功に導くメンバー選び
プロジェクトの成否を分けると言っても過言ではないメンバー選び。「誰を選ぶか・・・」これに頭を悩ませているリーダーは多いです。行き詰まった時は、成功しているプロジェクトから学んでみてはいかがでしょうか。今回は、日本でも屈指の大人気グループ「EXILE」から、成功するプロジェクトの人選について分析します。
プロジェクトの成否を分ける人選
もしあなたがプロジェクトを立ち上げるなら、最初に何をしますか?
まず企画や事業計画を作るという人もいるでしょう。予算確保という人もいますね。目的や計画、予算はプロジェクトを進めるためには欠かせない要素です。ただ、こういった要素はある程度マニュアルがあり、教えてくれる人もいます。
プロジェクトの初期段階において「メンバー選び」は重要です。誰をプロジェクトに加えて、どのような役割を与えるか。これは、プロジェクト初期におけるリーダーの腕の見せどころとも言って過言ではないでしょう。
このメンバー選びに、マニュアルはありません。
単独ではとてつもない力を発揮するのに、チームになると埋没してしまう人。単独よりもチームプレーが向いている人。能力自体はあるのに、性格的に他のメンバーと合わせることが難しい人、いろいろな人がいます。
さまざまな個性を持つ人がワンチームとなり、時には困難を乗り越えて、プロジェクトを成功に導く秘訣、一体それは何でしょう。チームワークはもちろんのこと、その裏にはトップの“人を動かすマネジメント力”と“時期に合った人材の補充”、そして“後進の育成”が不可欠です。
うーん、じゃあどうすればいいの?
ということで、こんな時は成功しているプロジェクトを参考にしてみるのも一つの手です。日本を代表する人気グループ「EXILE」。長期にわたって不動の人気を誇っていますが、性格統計学でみると、グループの進化とメンバー構成(人選)に“注目すべき傾向”がみられました。
性格統計学・4タイプの特徴
性格統計学では、人の性格を「行動軸」と「優先軸」の2軸4タイプに分け、相関図をもとに組織分析ができます。ここからは、リーダーとメンバーのパワーバランスや、起こりやすいトラブルやその対処法、円滑なコミュニケーションのとり方がわかります。
●ビジョンタイプ
行動力があり、直感を重視する即断即決型
変化への柔軟な対応が得意な人
●ロジカルタイプ
自分の納得、ペース、タイミングが大事
計画を立てて実行したい論理的思考型の人
●ピースプランニングタイプ
人の役に立つことに喜びややりがいを感じる人
筋道や整合性を重視する、首尾一貫型の人
●ピースフレキシブルタイプ
人の役に立つことに喜びややりがいを感じる人
相手の要望と状況を見極め、柔軟対応ができる人
EXILEの進化を性格統計学で分析
大人気グループ「EXILE」に見る!成功するプロジェクトの人選とは
EXILEのHIROさんは、アーティストでありながら優秀な経営者として知られています。
全盛期に第一線を退き、マネジメント側にまわり、現在のLDHをつくりあげました。
EXILEの進化は、第1章から第4章に分けて語られます。性格統計学でみると、それぞれの段階におけるメンバー選びに大きな特徴がありますので、細かく見ていきましょう。
EXILEの第1章メンバー
リーダーのHIROさんは、「Peace Planning(ピース・プランニング)」というタイプ。
このタイプは、「和を大切にし、人の役に立つことに“喜び”や“やりがい”を感じる人」、「筋道や整合性を重視する、首尾一貫型の人」といった特徴を持ちます。
第1章は、リーダーのHIROさんに加えて、MATSUさん、USAさん、MAKIDAIさん、SASAさん、ATSUSHIさん、それに脱退したSHUNさんの7人。
この7人を相関図で表すと以下の通りです。
その後、脱退などで第2章のメンバー構成になります。
第2章メンバー
第2章で、AKIRAさん、TAKAHIROさんが加わります。
ほとんどのメンバーがロジカルタイプになっています。
パワーバランスでみると、HIROさんが絶大なリーダシップを発揮する組織です。
ロジカルのメンバーは、本当は自分のペースでやりたいけど、想いを熱く伝えるHIROさんの話は入るので、ついていくのだと思います。
ロジカルタイプのメンバーから、ピースタイプのHIROさんに意見が通りにくい傾向もあるかもです。
その後、オーディションを経て第3章、第4章へと進化しパワーアップしていきます。
この人選は、偶然でしょうか。
性格統計学的にみると、第4章で黄金比率になっていきます。
入れ替わりの早い芸能界で、不動の地位を維持しているEXILE。
的確な人選を行いながら、個性的なメンバーの心をつかみ、まとめあげているのはHOROさんの人柄、リーダーの育成、そして質の高いコミュニケーションなのでしょう。
性格統計学の活用で、成長フェーズに合わせた人選ができる
多くの成功者は、自身の「直観」と「肌感」でこれらの人選を行っています。
この天才肌といわれるセンスや感性は、マネしようと思ってもできないものです。
けれども性格統計学を活用すれば、それに近い判断が可能となります。
人選の段階で、同じくらいの能力のある2人がいたら、迷ったらどちらを選ぶか、
メンバーが固まったら、だれに対してどのような言葉で伝えたらうまくいくか、
性格統計学には、具体的な指針や方法があるのです。
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