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【親との確執に向き合う】性格統計学を活かした終活アドバイザーをめざして
多くの人が向き合う「親の終末期」
機能不全家族で育ったMKさんは、親との確執を抱えたまま、その時を迎えました。
親の終末期、必要最低限の知識を身に着けようと「終活ライフケアプランナー」の資格を取得。
そして、相手の意志をきちんと確認することが大切だということを知り、よりよい話し合いをするために、性格統計学の勉強を始めたそうです。
本日は、性格統計学でどのような気持ちの変化があったのか、また、それを今後どのように活かしていくのかなど、お話をうかがいました。
ご家族のことを伺ってもよろしいでしょうか?
小学生のころに、両親が別居し、私と弟は母に引き取られました。
母は私にとても厳しく、子どものころは「愛されて育った」という記憶がありません。
母の敷いたレールをただ進むだけ、やりたいこともすべて否定されて育ちました。
20年ほど前、実父が他界。
一般的に親が亡くなったら、遺品整理や法的な手続きなど、家族で話し合いがもたれますが、私の家族には、それがなかった。
父の死後、必要な手続きや父の気持ちもわからぬまま、いつの間にか片付いていきました。
エンディングノートや大切な手続きについての正しい知識を持つことが大切。
そう感じた私は「終活ライフケアプランナー」の資格をとりました。
そんな遠くない未来、私は確執をかかえたまま母を見送る日がきます。
母はその時どうして欲しいのか、どんな手続きが必要なのか、会話ができる間にきちんと整理しておきたいと思ったんです。
しかしふと、頭に不安がよぎりました。
確執がある母と、うまく話ができるのだろうか……
どんな風に、どんな気持ちで母と向き合えばよいのだろうか……
お互い、気持ちのすれ違いなしに、うまく伝えることができるだろうか……
そんな時、趣味でやっていたブログ関連のメルマガで「性格統計学」に出会いました。
性格統計学を勉強しようと思ったきっかけは何ですか?
育った家庭環境のせいもあって、あまり自分に自信が持てなかった私は、「自己肯定感UP」という言葉に導かれ、性格統計学にとても興味を持ちました。
自己肯定感が高いと、何事もポジティブに捉えられるようになる!
自己肯定感を高めて、毎日楽しく暮らしたい!
「自己肯定感を高めたい」と思って、学生時代から自己啓発本を読んでいました。
大人になってからはマインドフルネスを勉強しています。
「性格統計学」もその中のひとつで、自分のことを知りたい!と思いました。
まずは、性格統計学考案者の稲場真由美先生が行うZOOMセミナーに参加。
伝え方コミュニケーション初級・中級を知り受講。
言葉の受け取り方の違いや価値観の違い、情報不足によるコミュニケーションのズレをなくすことで、ストレスが軽減することを知りました。
もっと早く性格統計学に出会っていれば、私は家族の言葉をうまく受け取れたのかもしれない。
両親がこの性格統計学のことを知っていれば、私にもっと親らしい愛情を伝えられたのかもしれない。
「機能不全家族」という言葉を知らずに、人生を楽しく生きていけたのかもしれない。
複雑な気持ちで心が乱れながらも、一筋の光が見えたような気がしました。
性格統計学を知った今なら、自分の気持ちをコントロールしながら、実母に合った言葉で、うまく会話ができるのではないか……?
母は現在、肝細胞癌をわずらっています。
母とは確執をかかえたままですが、うまく距離を取りながら、母の終末期ケアと向き合っているところです。
これから性格統計学をどのように活かしていきたいですか?
「機能不全家族」という言葉を知った時、私のように親との確執を誰にも言えず悩んでいる人が多くいることを知りました。
私は、終活ライフケアプランナーの資格を持っています。
性格統計学×終活ケアライフプランナー
同じように悩む人の心に寄り添いながら、親やご自身の終活について前向きなアドバイスができたらいいな、と考えています。
ただ終活スペシャリストとして話を聞くだけでなく、自分をなかなか認められない人の心に寄り添いながら、心の整理をお手伝いするアドバイザー。
性格統計学と終活ケアライフプランナーの両方を学んでいるからこそ、伝えられるアドバイスがあると確信しています。
どんな家族であっても家族は家族。
見放すことはできないけれど、心の傷がいつまでも癒えることなく、小さなつまづきとなって気持ちが止まる。
そんな気持ちにそっと寄り添い、気持ちの整理をお手伝いするアドバイザーになるため、「伝え方マスター講座」を受講中です。
自分と同じように悩む人に寄り添えるアドバイザーを目指して、「伝え方マスター講座」を受講されています。
今後の活躍が楽しみにしています。
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